目 次
出産の成功確率を高め、リスクを回避はできるのか。
様々な理由からくるアラフォーの妊活の悩み、その原因を探ってきました。次に、どうすればそれらのリスクを回避し、妊活を成功させられるのか、様々な側面からアプローチして、検証してゆきます。
1.生活習慣の側面からのアプローチ
卵子の老化は、栄養のバランスがとれていて、規則正しい食生活を心がけることで進行をおさえることができるといわれています。
太りすぎず、痩せすぎず、適度な運動、十分な睡眠をとりストレスをためない。これによって、卵子や卵巣の加齢をおさえることができるとされています。
女性ホルモン分泌や、アンチエイジング作用をもつといわれる食品を積極的に摂取することも有効です。具体的には、女性ホルモンであるエストロゲンと似たはたらきをする食材として
- 大豆製品(納豆、豆腐、高野豆腐、豆乳、味噌、ピーナッツなど)
これらの食品に含まれるイソフラボンが、エストロゲンのようなはたらきをします。脂肪を燃焼するビタミンB群も豊富で、肥満防止効果もあります。 - 肉類
ビタミン豊富な豚肉など、野菜とともに摂取することで、血液が酸性になることをおさえます。 - タンパク質(卵、牛乳、チーズなど)
コレステロールが低すぎることでエストロゲンの分泌も下がるので、コレステロールが低めな女性におすすめです。 - 魚(サンマ、イワシ、サバなどの青魚)
血液をサラサラにし血行を良くする不飽和脂肪酸や、脳の働きをよくするDHAが豊富です。 - 他、卵巣の働きを促進する食材(きくらげ、オクラ、ウナギ、クルミなど)
また、サプリメントでこれらの栄養を補うという方法もあります。
数ある妊活サプリメントのなか、どういった基準で選べばよいのか、比較してみました。
○妊娠体質に近づけるサプリは大変数が多く、価格、効能などから地道な努力が継続できそうかどうか、選定が必要です。
妊活サプリは大きく二つにわけられます。
1.胎児の健康のために飲むもの…「葉酸」です。
世界各国が政府として、妊娠を希望する女性に対して推奨しています。
日本においても、厚生労働省が妊娠の前1カ月~3カ月の間は摂取するよう推奨しています。最も多く飲まれているサプリといえます。
2.母体を妊娠しやすくするために代表的なものが「マカ」です。
一度は聞いたことがあるかとおもいます。妊娠しやすくするためには、卵巣や子宮の血行を促進することと、ホルモンバランスを整えることが重要です。卵巣周辺の血流が良いと、卵子が健康に育ちやすく、排卵もされやすくなります。子宮周辺の血流が良いと、受精卵が子宮に着床しやすくなる=妊娠体質になります。マカはこれらをサポートするサプリです。
って食事面など大変だと思います。残業などあれば、バランスの良い食事を作るのも一苦労。そんな時には無理せず、代用出来るサプリメントでカバーして、負担をかけないようにするのも一つの手段なので、上手に取り入れてはいかがでしょう。