アラフォー女性の妊娠に有効な手段と不妊治療について

アラフォーの妊活を医療面からのアプローチ

ここまで、妊娠体質を作る生活習慣や食生活、それを補う妊活サプリをみてきました。次に、医療面から妊娠に有効な手段、不妊治療をご紹介します。加齢に伴い妊娠率は下がります。そのため、アラフォーの夫婦の多くが、なんらかの不妊治療を検討しています。

不妊治療の種類は4種類あり、「タイミング法」→「人工授精」→「体外受精」→「顕微授精」とその段階が進むに従い、より高度な医療を要します。

  • タイミング法
    できるだけ薬を使わず、女性が自分の排卵日のタイミングをつかむため、基礎体温を毎日測ったり、医師が性交渉をもつタイミングを指導します。
  • 人工授精(AIH)
    タイミング法を試しても、夫婦のどちらかもしくは双方になんらかの原因がある場合、次のステップがAIHとされています。配偶者間人工授精という意味で、夫から採取した精子を医師が直接妻の膣内に注入する方法です。成功率は5~10%で、5回以上試しても妊娠に至らない場合、次の体外受精へステップアップをすすめられます。人工授精の問題点は、治療日が直前までわからないこと。夫の精子が、仕事などで間に合わない、妻が仕事で都合がつかないなど、タイミングを逃す場合があることです。一方、体外受精よりも低コストで、処置もおおがかりなものではないので、条件が合えば受けやすい治療法ともいえます。人工授精の流れは、大まかに次のようになります。①過去の基礎体温データから、次の排卵日を予測
    ②経膣超音波検査で卵胞の直径を測定し、より確実な排卵日を予測
    ③排卵予測日が近づいて来たら、排卵検査薬の使用開始
    ④排卵検査薬で陽性反応が出たら、すみやかにAIHの準備を進める
    ⑤夫の精子を洗浄、濃縮処理し、健康なものだけを残してAIHの処置を開始
    ⑥念には念をいれて、妻の排卵を促すHCG注射をする
    ⑦翌日再度病院へ行き、超音波で排卵が行われたかの確認

    あとは神様だけが知る領域です。処置を行った日は入浴せず、安静にしましょう。

  • 体外受精(IVF)
    AIHでも妊娠にいたらなかった夫婦にすすめられます。通常は体内で行われる卵子と精子の受精を体外で行い、受精させ、分割した卵(胚)を妻の子宮内に戻し、移植する不妊治療です。

2003年には体外受精により生まれた赤ちゃんは1万7400人にのぼり、約65人に1人の赤ちゃんが体外受精に生まれているのです。その成功(妊娠)率は、日本産婦人科学会の発表によると20~30%です。人工授精に比べて妊娠確率は飛躍的に上昇します。