目 次
1.アラフォー女性の「妊活」の悩みはどんなもの?
晩婚化にともなって、女性の初めて出産する年齢も上がる傾向になっています。2014年の厚生労働省による発表では、日本の初産平均年齢は30,4歳です。30歳を超えて妊娠・出産する女性が増えたとはいえ、35歳を境に妊娠しにくくなるといったこともよくききます。
35歳以上、アラフォー女性の妊活の悩みの実態とともに、その可能性、具体的な手段を探ってみましょう。35歳を超えた女性の社会的な側面キャリアを積もうと仕事に打ち込んでいたら、気付けば晩婚と言われる年齢に…
「一定のキャリアを積むには、結婚も出産も今は考えられない」「子どもを産みたくても、職場に託児施設も整備されていなければ、寿退社する女性が多く、精神的にも、働きながらの育児休暇もとりづらい」こういった悩みは、女性の社会進出が進んだゆえのものだといえます。
キャリアを積むには、ある程度の時間が必要です。大学進学率も上がり、ちょうど適齢期とキャリアを積む時期が重なってしまい、「どちらをとるのか」という選択肢に迫られます。
日本では、まだまだ働きながら子どもを育てる女性を支える「社会で子どもを育てる」考えや、設備が整っているとはいいがたい状況です。職場には、「女性は結婚したら仕事を辞めて、家庭に入るもの」という価値観を持ち、それを周りにも求める人もいます。
結果、働きながらの結婚・出産に踏み切るにも、育児休暇をとりづらかったり、託児施設自体が整備されていなかったりなど、先行き不透明ないまの日本においてはなかなか難しくなっています。
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アラフォー世代の妊活|経済、物理的な側面
子育てにかかる費用が心配…。親の介護も始まるし、時間もない。「いまから出産して、子どもが高校を卒業する年になるころ、自分たちが健康に働けていて、進学にかかる費用が出せるだろうか…」
「子育ての費用を仕事でカバーしようとしたら、子育てする時間がなくなる。保育園などは近所になく、親も遠方で、来てもらったとしても高齢で頼れない。どうしたら…」
子育て世代の所得が低下している一方で、子育てにかかる費用は上がる傾向にあります。ある程度経済的余裕ができるまで妊娠を先送りにしていたら、アラフォーになっていたという夫婦も…。
また、核家族化がすすみ、地域や社会全体で子どもや子育てを支えるという価値観も薄くなっています。「子育てはママが担うもの・各家庭で行うもの」という風潮が強く、子育て世代は周囲に助けを求めることができず、孤立しています。
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アラフォー世代の妊活|科学的な側面
高齢出産による妊娠率の低下という悩みもあります。
「結婚したら自然に妊娠するだろう、と考えていたら、10年たっても妊娠せず。産婦人科を受診したら、不妊治療をすすめられた。必ず成功するとは言えず、高額な治療に踏み切るか決めきれない…」「病院で調べてもらったら、おそらく加齢により卵巣の機能が低下しているといわれた。妊娠できるだろうか…」
日本では、35歳以上での出産を「高齢出産」としています。年々増加の傾向をみせていますが、医学的な側面からみると、高齢出産にはさまざまなリスクがあります。
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【高齢出産によるリスク】1.流産しやすくなる
卵子の老化が引き金で染色体異常が起こり、招かれる流産という事態。染色体異常は加齢とともに発生率が上昇します。これにより、20代では1割ほどの流産の確率が、30~40代では2~4倍になるともいわれています。つまり、流産のリスクが高まってしまうのです。
【高齢出産によるリスク】2.妊娠による合併症が起きやすくなる
加齢による生殖機能の低下により、体力的なリスクが生じてしまいます。
主な合併症に、「妊娠高血圧症症候群」、「妊娠糖尿病」や、「常位胎盤早期剥離」などが引き起こされる場合があるのです。