PMS生理前の不調と、その改善・対策とは?

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アラフォーからの生理痛や月経前失調症(PMS)対策

多くの女性が生理前になると、眠気、吐き気、だるさなど独特の不調に悩まされます。心身を襲うこの不快な症状は、「月経前症候群(PMS)」とよばれ、生理直前のみ襲われる人もいれば、排卵直後~生理開始までなど、一カ月の内の実に半月ほども悩まされることもある深刻な症状です。このPMSの特徴と、その対策についてご紹介します。

1.PMSには、主にどんな症状があるのか

「月経前症候群(PMS)」の主な症状は、以下の通りです。なかでも、家事や仕事など日常生活に支障をきたすレベルになれば、治療を検討することをオススメします。

  • 吐き気、頭痛、身体のだるさ、めまい
  • 胃腸や下腹部の痛み
  • 肩こり、腰痛
  • 手足がむくむ
  • 下痢や、反対に便秘
  • 乳房の痛いほどの張り
  • 肌荒れ、ニキビなどの吹き出物
  • 特に甘いものなどの食欲増進
  • 強い眠気、睡眠リズムの乱れや、睡眠の質の低下

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PMS賢いアラフォーは、つらくなる前に予防する生理前にはどうしてもイライラしてしまったり、甘いものが食べたくなって、その衝動を押さえきれなかったりってこと、女性なら必ず一度はあるはず。私の場合は吐き気をもよおしたりもしてうつな気分になり、1

2.PMSによる心の症状

PMSが心に及ぼす影響とは。

  • イライラ、怒りっぽくなる
  • 性欲が増進もしくは減退
  • 集中力が低くなり、うっかりミスが増える
  • 不安で、ネガティブになり憂鬱な気持ちに襲われる
  • やる気や意欲がそこなわれる

PMSは、うつ病などの症状とも似ているため、あまりにひどいときは自己判断せず専門家に相談する必要があります。

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3.PMSへの対処方法

医療機関に相談する前に、自分でできるPMS対策として有効といわれているのが、食事の改善や運動量を増やすなど、日常生活態度の改善と、ストレスを積極的に解消することです。

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  1. 食事の見直しPMS改善には、まず第一に栄養バランスに配慮した食事が有効とされていて、特に良質のビタミンや、ミネラルの摂取が必須です。低脂肪を意識した食事も大切です。女性の身体は、月経前に血糖値が急降下するため、甘いものを欲するようになります。そこで一気に食べ物を摂取したり、血糖値を急上昇する甘いジュースやお菓子を摂取すると、すっきりせずにかえって疲労しやすくなってしまいます。月経前は玄米やイモ類、果物など、血糖値を急激にあげるものではなく緩やかに上げてくれる食べ物を、少量ずつ摂取するように心がけましょう。サツマイモ、クリなどを用いた和菓子のほうが、まだ血糖値には優しいです。手足のむくみなどの症状が出るときは、減塩食品など、塩分をひかえた食事を心がけましょう。睡眠リズムが乱れたり、不眠を感じるときは、カフェインが豊富なコーヒーや、アルコールをひかえるとよいとされています。

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  • 運動をする115790
    身体に水分やエネルギーをためこみやすくなる生理前の身体。有酸素運動で積極的に汗を流すようにしましょう。一週間に三回ほど、30分から一時間ほどの軽いジョギングや水泳、ウォーキングをすると、余分なエネルギーや水分が消費され、血行も促進されます。ストレス解消や安眠にも効果的です。
  • ストレス解消する
    PMSは、女性の毎月のホルモン値の変動により起こるため、その振れ幅を緩やかにすることで軽減できます。効果的といわれているのが、避妊薬としても知られている低用量ピルです。ピル服用で、八割近い人が症状改善を実感しています。そのほか、漢方薬も有効です。これらのことを試しても、症状が重い場合には、婦人科系の疾患のおそれもひそんでいるかもしれないので、専門家に相談してみるのがよいかもしれません。大切なのは、生理前にイライラしたり、身体に不調を感じて家事や仕事がおろそかになることを、「なんて自分はダメなんだろう」と責めないことです。
    その心身の症状には、女性であることで必然的に備わっているホルモンの変動や、見えない疾患が原因していることも大いに考えられるからです。

自分の心身を責めずに、いたわりながら上手に付き合うことが、ストレスの軽減にもつながります。